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カルバトールは具体的にどんな薬なのか

青いと白いカプセル

カルバトールというのは、てんかんや躁うつ病の躁状態、三叉神経痛などの治療に用いられている医薬品です。
日本では未承認のジェネリック医薬品なのですが、先発薬については日本でも承認されているので取り扱われています。
カルバトール自身は未承認となっているので、日本で手に入れようとする場合は海外からの個人輸入という形になります。

ジェネリック医薬品なので日本でも手に入る先発薬と比べて価格が安いという事で、医薬品のコストを抑えたいという人に人気となっています。
カルバトールの主成分はカルバマゼピンであり、これがどのようにてんかんに対して有効なのかを簡単に説明します。
神経細胞で電気的な刺激が発生し興奮状態や抑制状態になるのですが、てんかんというのはこの神経細胞の電気信号の異常によって起きる症状となっています。
その電気信号の発生にはイオンが大きく関係していて、興奮のシグナルとなるナトリウムイオンが神経細胞内に侵入すると興奮状態になります。

そして神経細胞内にナトリウムイオンが侵入するにはナトリウムチャネルを通る必要があります。
カルバマゼピンはこのナトリウムチャネルの働きを阻害する作用があり、神経細胞内にナトリウムイオンが侵入するのを抑制する効果があります。
そうする事で興奮性のシグナルを抑える事になり、てんかんの症状を抑える効果があるという訳です。

また、神経の興奮を抑える作用はてんかんだけでは無く躁状態に対しても有効です。
カルバマゼピンの作用はそれだけでは無く、神経伝達を抑える効果があるので痛みの伝達を抑制する効果があり、神経の痛みである三叉神経痛に対しても効果があるのです。
カルバマゼピンは即効性がある訳では無くて効果が現れるまでには一週間以上かかりますので、その間は血中濃度を測り様子を見ながら量を調整します。

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